こんにちは、関俊一です。
今日は、電子書籍元年についてのお話をします。
電子書籍元年と以前言われているのが、
実は、2010年です。
なぜ?この年が電子書籍元年と言われているのか?
それは、2010年の7月、Amazonが凄いことを発表したことから
この年を電子書籍元年と言われるようになりました。
それは、紙の書籍より40%以上も電子書籍が売れている!と発表したのです!
電子書籍は安く、紙を必要としないため、環境にも優しい。
しかも、購入者も書店に出向いて行く必要がない!
即ダウンロードできて、すぐに読める。
持ち運びも数百冊持ち歩くことが簡単にできる。
こんなことで、2010年を電子書籍元年と言うようになりました。
しかし、日本では?
この2010年にすぐにアメリカから、
この電子書籍元年の勢いが伝わらなかった!と言われています。
これは、日本特有の、電子書籍に対するある重大な問題を抱えたんですね。
もちろん、各端末のメーカーも日本の市場を抑えに必死になて、
現在では、それをクリアーしてきたわけでです。
そこで、準備が整った2013年を電子書籍元年とか言っているようです。
ですので、世界的には、2010年を電子書籍元年、それよりも3年遅い、
2013年を日本の電子書籍元年としているようです。
では、その重大な日本特有の問題とは?
他国では珍しい、縦書き文化なんですね。
日本人としては当たり前の縦書きも、欧米では横書きが普通ですから、
これに対応するまで時間が掛かったりしたということです。
Kindleでも縦書き対応したのはつい最近ということですので、
いたしかたがない。というところでしょう。
これが、日本がアメリカに対して遅れた!といわれる所以です。
日本は、アメリカの電子書籍販売量比率が、紙の書籍に対して3割に届きつつあるのに対してかなり遅れています。
が、しかし・・・
実際には売上という視点から見ると、世界最高の売上高を叩き出しています。
2010年インプレスR&Dが行った市場調査ではアメリカが500億円なのに対して、日本は650億円と大きくリードしているとうデータもあります。
日本の人口が半分ということを更に考慮すると、その差は更に大きなものとなることはお分かり頂けると思います。
現在では、2010年の頃の端末、ガラケ―からスマホに移行して、少々売上は落としているものの、
今後は、まだまだ市場拡大の方向が高そうな市場であることは間違いないでしょう。
まあ、3年遅れで元年が来たのかも知れませんが、
今後、日本の電子書籍市場が急速に拡大するのは間違いなさそうです。
あなたの参考になれば幸いです。
関俊一。
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この記事を書いた人
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-
趣味:ダイビング、レース観戦
仕事:会社役員
好きな映画:LEON
電子書籍「家賃収入が給料を超える!」などを出版している
自称作家である。(笑)
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